◆ブルーリボン賞 決まったね。。◆

 

各賞受賞者・受賞作品

●作品賞

ヒットメーカーとして知られる中島哲也監督（５１）の「告白」が受賞。松たか子（３３）演じる、担任を受け持つ生徒に子供を殺された女性教師の復しゅうを描く衝撃作はＲ―１５指定ながら３０億円近い興収を稼ぎ出した。

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●主演男優賞　

原作を読んで衝撃を受け、自ら映画化権を持っているところを探して出演を熱望した「悪人」での受賞。妻夫木聡（３０）は「すべてをささげた作品。ご褒美をもらえたのはうれしいけど、実感が湧かなくて…。（授賞式で）賞状をもらうまで、こんな感じなのかな」と、はにかんだ。

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●主演女優賞　

受賞の知らせは、自宅で犬とじゃれ合っているときにマネジャーからの電話で知った。「もらえるとは全く考えてなかったのでビックリ。だって今年は『悪人』の流れだったでしょ？」。強烈なジョークを交えながら「キャタピラー」の寺島しのぶ（３８）は喜びを語った。

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●助演男優賞

「アウトレイジ」では間の抜けたヤクザ、「今度は愛妻家」ではオカマを演じた石橋蓮司（６９）が受賞。「この年齢になっても、まっとうな人間をやらせてもらえないのかと思うと、イヤになっちゃう」と笑わせた。

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●助演女優賞

少年隊の東山紀之（４４）と昨年１０月に結婚した木村佳乃（３４）が映画「告白」の怪演で助演女優賞を獲得。受賞の喜びとともに結婚についても初めてコメントした。

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●新人賞

ジャニーズの異端児、生田斗真（２６）が事務所初の栄誉に輝いた。「誰もやらなかったことを探してきてこの賞をもらえたのはすごく意味あることだと思います」。太宰治の代表作を映画化した「人間失格」（荒戸源次郎監督）で、初出演で主演を張った。荒戸監督に受賞を報告すると「一番いいのをもらったな」と祝福された。

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●新人賞


報知映画賞に続いての受賞となった桜庭ななみ（１８）は、吉報に「地元の鹿児島にいたときから知っていた賞。本当にうれしかった」と喜びを爆発させた。

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●監督賞

石井裕也監督（２７）は商業映画デビュー作の「川の底からこんにちは」で栄冠。吉報にも「賞は縁」と淡々としたもの。しじみ工場で再生する「普通の」人の姿を、ユーモアを交えながら描いた。「今の時代を生きる人に映画監督なら何か言わなきゃって。所信表明です」

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●外国語映画賞

ニール・ブロムカンプ監督「『第９地区』がこの賞に選考されたことを光栄に思います。日本や、そのロボット技術の影響を受けたＳＦは、幼い頃から僕にたくさん刺激を与えてくれているからです。どうもありがとう」