◆なんとか なんとか◆

あっと　いう間に
時間が　すぎていく

初めて　学校に努めたときの
先生に会いに行った

３０歳上だったんだね

ほんとうに　かわいがってくれた

その先生に
「本」を　届けに行った

わたしのいったを　すごい喜び
来週から　「施設」に入るそうだ

細く　なり　ちいさくなり　杖もしたが　４つにわかれていた

わたしに向かって

「先生は　絶対　世界にはばたく」って

そんなのうれしいな。。って
おもっていた

すると　今回　もう一回

「こんな　すばらしい才能の人にあったことない」って

「先生が　私の教員生活で一番のすごい人」って

なんか　鳥肌がたち　うれしかった

前の旦那とあったのも　一緒の学校だったから
今回　彼を連れて行き　紹介した

「よかったね　先生には幸せになってほしい」って

去年末に　裏の家が燃えて
そのときの　もらい火で　奥さんも
おどろき　動けなくなったそうだ

でも　そんななかで

「先生から　買った絵は　きっちと　震災でも
火事でも　平気だったよ」

いままで　私は３０年　送り続けた　はがきも持ってるそうだ

ちいさく　なった　先生を見て

わたしが　あと　どれくらい　絵を描くことが　できるか

その力が　ある間に　より多くの絵を描きたいと思った